猫丸庵な日々 第10回

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どうも、タンタンです。
僕の住んでいる沖縄は、いろんなところで【桜まつり】が開催されているよ。
本州よりも咲くのが早いから、桜まつりの時期が早いんだって女将さんが言ってた。
沖縄の桜は色が濃くて、花びらがヒラヒラ落ちなくて花ごとボトッて落ちるんだよ、って教えてくれたけど、僕は本州の桜を見たことがないからピンとこないんだ。

それに、うちの庭の桜はまだ咲いてないし…

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黒丸子:「うちはなんで咲かないのかしら?」
女将:「ごめん…今年は、枝に別の植物が絡みついちゃって、取り損ねたから少ししか咲かないみたい…」
タンタン、黒丸子:「・・・。」
そうそう!
気を取り直して!!

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また珍しい魚がうちにやってきたからお話するね!

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じゃーん!サメだよ!!
僕は怖くて近づけなかったんだけど、ドンドンと黒丸子は勇気あるよね!

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僕らと同じくらいの大きさなのに、ドンドンは全然怖くなかったそうだよ、僕の弟のくせに…。

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黒丸子は女の子なのに、僕らより小さいのに「アタチ、ぜんぜんこわくないわ!」だってさ…末恐ろしいよ。

このサメは、海の深いところに住んでいるサメだから、ぜんぜん臭くなくて美味しいんだって女将さんが言ってたよ。
滅多に釣れないから、珍しいらしくて、限定メニューを作ったら大人気で売り切れていたよ。
僕も食べたかったけど、ゲージから出してもらえなくて、香りだけ楽しんだんだ。

でもね、一番怖かったのは…こんな大きなサメをダン!ダン!って出刃包丁でさばいている女将さんの姿だったよ。
怖いから、イイ子にしとかなきゃってドンドンたちと話し合ったんだ。

じゃあ、またね!

Text by 五十嵐初代(猫丸庵の女将)

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沖縄県中城村にある喫茶店「猫丸庵」の女将と申します。5年前に親友の忘れ形見の猫が我が家へ…猫5匹と犬と母と暮らしております。

http://nekomaruan.com/